経営者が数字に弱いのは「罪」!? ~脱・どんぶり勘定で黒字経営を!~

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経営者が数字に弱いのは「罪」!? ~脱・どんぶり勘定で黒字経営を!~

中小企業の経営者の皆さん、こんにちは!

突然ですが、皆さんは自社の数字をしっかりと把握していますか?

「良い商品・サービスを提供していれば、自然と売上はついてくるはず!」

そう考えて、毎月の損益計算書や貸借対照表をじっくりと確認していない…なんてことはありませんか? 残念ながら、そういった経営者の方は少なくありません。もっとひどい場合は、試算表すら作成していないという会社もあります。

しかし、はっきり言います。「経営者が数字に弱いのは、です!」

なぜ、数字に弱いと「罪」なのか?

数字を把握していないと、様々な問題が起こります。

  • 不採算な受注: 利益が出ない仕事を受けてしまい、会社を疲弊させる。
  • 無駄な経費: 不必要な支出に気づかず、資金繰りを悪化させる。
  • 赤字体質: 上記の結果、慢性的な赤字に陥り、経営が立ち行かなくなる。

そして、これらの問題は、会社内だけにとどまりません。

赤字経営の会社は、従業員に十分な給与を支払えず、長時間労働を強いる、いわゆるブラック労働を生み出しがちです。これは、従業員とその家族を苦しめるだけでなく、社会全体にとっても大きな損失です。また、仕入先や外注先への未払いが累積して取引先に迷惑をかけるということもあります。

「良い事業をしている」と思っていても、数字を無視した経営は、結果として社会課題を生み出しているのと同じなのです。

「赤字は罪」という意識改革を!

経営者たる者、「赤字は罪」という強い意識を持つべきです。毎月しっかりと数字を把握し、事業方針を微調整しながら、黒字経営を目指すのはマストです。

  • 売上は目標を達成しているか?
  • 原価や経費は適切か?
  • 利益はしっかり出ているか?

これらの数字を常にチェックし、問題があればすぐに対策を打つ。この繰り返しが、健全な経営の基本です。

数字に弱いのは、ある意味仕方がない?

「そうは言っても、会計なんて学校で習わなかったし…」

そう思う方もいるかもしれません。確かに、日本の義務教育では、会計や経営に関する知識を学ぶ機会はほとんどありません。起業するにあたって、十分な準備をしてきた人でもない限り、数字に苦手意識があるのは、ある意味仕方がないことかもしれません。

経営者向けの「数字力アップ勉強会」を企画します!

しかし、だからといって、数字から逃げていてはいけません!

私は、そんな現状を変えるべく、経営者向けの「数字に強くなる勉強会」を開催したいと考えています。

  • 損益計算書、貸借対照表の読み方
  • 経営分析の基本
  • 黒字化のための具体的な施策

など、実践的な内容を盛り込んだ勉強会にしたいと思っています。

具体的な内容はこれから詰めていきますが、ご興味のある方は、ぜひご連絡ください!
どのような勉強会にすると役に立つのか一緒に考えていただける方がいらっしゃると助かります。

一緒に、数字に強い経営者を目指して、勉強会を作り上げていきましょう!

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この記事を書いた人

澤田 晃仁のアバター 澤田 晃仁 合同会社Libra近江 代表社員

地方銀行に13年勤務し、滋賀県内や大阪の支店で法人営業、審査部で企業格付審査、融資審査、再生支援部門に従事。銀行退職後、当時債務超過だった中小製造業に転職し、在籍した4年間で営業、開発受託窓口、製造部門管理者として事業再生を果たした。また、商品開発部マネージャーとしてゼロから新規事業の立上げも経験した。2022年5月に中小零細企業向けの事業再生コンサルタントとして独立。

経営学修士(MBA)、認定事業再生士(CTP)、ターンアラウンドマネージャー(TAM)、事業承継士

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