【キントーン活用事例①】キントーンで営業の顧客・案件管理!中小企業様にこそお勧めするキントーン

こんにちは!Libra近江の石田です。
今日は、キントーンで行う”営業部門”の業務改善について書いていきたいと思います。

目次

営業の案件管理、どうされてますか?

営業の案件管理といえば、エクセルやスプレッドシートを活用という方が多いのではないでしょうか。営業マンの頭に全てが入っているという方もおられるかもしれません。また、営業関係の専門システムとしてSFAのような専門システムを導入されている方も多く、とても便利に使用できるシステムが各社から提供されており、それらのツールを導入することで営業実績が飛躍的に伸びたという話もよく耳にします。

しかし、一方でこんな話もよく聞きませんか?
「以前、SFAを導入していたんですけど、使いこなせなくていつの間にか誰も使っていなかった」
「案件や顧客との交渉履歴が個人持ちのエクセルにまとめられていたり、営業マンの頭の中だけにあったり、とにかく属人的」
「事務の人も含めて使えるSFAを導入したいけど、事務の人にまでアカウントを配付すると利用料が高額になりすぎる」
など、営業の専用システムを導入するには少しハードルが高いなとお悩みの方、キントーンでの営業案件管理はいかがでしょうか?

キントーンで行う営業の案件管理のメリットとは?

※kintoneアプリストア内「営業支援パック」より一覧を抜粋

新しいシステムに馴染みにくい人にも優しいキントーン

営業の方が新しいシステムで案件を管理するのを苦手とする理由の1つに「今までの自分の管理方法から変わってしまう」ということがあるかと思います。
今までの使用していたエクセルの項目名と入力欄名が違うからどこに入れていいのか分からない、入力の順序が変わってしまいミスしてしまう、やたらとボタンが出てきてどれをクリックしていいのか分からない!など、色々なお悩みが出てきます。

その点、キントーンには自分たちで”業務アプリ”を作れるという特徴があります。このため、現在のエクセルやスプレッドシートの入力項目をそのまま移行することが可能です。また、チェックボックスやプルダウンリストを使用する際の選択肢の文言も自由に設定ができるため、”会社独自の表現”もそのまま踏襲することができ、既存の管理方法から抵抗感なくキントーンに慣れていくことができるという利点があります。

自分でアプリを作るからスモールスタートしやすい

キントーンのアプリは自分で作ります。このため、既存システムにありがちな必要以上のハイスペックな機能に圧倒され使いこなせない。または、ほんの一部の機能しか使っていない…ということもなく、最低限の機能からスモールスタートして、キントーンに慣れてきたころに徐々に必要な機能を追加していくということも可能です。
とにかくキントーンの操作に慣れてもらうために、業務とはあまり関係ない”懇親会日程調整”とか”レクリエーション案募集”のような入力する内容に抵抗が少ないアプリをササッと作成し、まずはキントーンの操作に慣れてもらうなんていうことができるのもキントーンならではです。

費用面でも後押ししてくれる

またキントーンのアカウント利用料は、他のSFAと比較して比較的安価であるという特徴もあります。
このため、営業事務の方にもアカウントを付与し、同じアプリの中で案件を管理することで進捗の共有もしやすくなるというメリットもあります。
※使用方法や使用状況による

営業マンは少数精鋭!中小企業様でのキントーンでの営業案件管理

営業案件管理をアプリにする際に意識するポイントは「情報の共有」「見える化」です。

キントーンの導入前は、情報は各々の営業マンが好きな方法で情報の管理をされていました。
記憶力に自信のある方はどこにもメモをしていませんという強者も。
もともと営業マンが少数精鋭であったため、”情報を共有する”というところに重きが置かれていなかったのも事実です。
しかし、売上拡大に向け営業活動の見直しを行ったところ「現在の受注見込金額が分からない」「顧客から電話がかかってきた際に営業マンが不在で対応できず営業のタイミングを失ってしまっている」などの問題が顕在化してきました。

そこで、顧客情報を管理することを決意。

しかし、営業マンは数人しかいない。かつ今まで細かな管理をしてこなかったため大がかりなシステムを入れることには抵抗があり、キントーンでのアプリ内製を決意。

まずは、エクセルで管理していた営業マンのエクセルをそのままキントーンでアプリ化し、そこに他の営業マンの希望を含めた「顧客リスト」「交渉履歴」のアプリを作成。アプリはその都度改修しながら使用を開始したところ、当初は「入力が面倒」と言っていた社員も徐々に入力してくれるようになり、売り上げのグラフを営業フロア内のテレビ画面に表示させ共有することもできるようになりました。
情報を共有できるようになったことから、後輩営業マンへの引継ぎも楽になったという意見もありました。

キントーンの柔軟に作れるアプリは少人数で話し合いながらシステムの最適解を導くことがしやすい中小企業様にとても合ったシステムであるといえます。

まとめ

今回は、営業案件管理の事例をご紹介いたしました。営業案件管理はキントーンで行っておられる会社様も多いですので、参考にしていただければと思います。
今回は、”キントーン推し”のお話をしましたが、実際はキントーンより専門の営業管理システムの方が向いている場合もあります。それはまた別のブログでお話したいと思います。
キントーンの得意も不得意も全てをお伝えしていきたいと思いますので、今後の記事もぜひご参考ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

地元の子育て団体を運営中の2児の母。
新卒で保険業界へ就職。各種イベントの主催や研修会講師、支店の業務改善ペーパレス化を担当。出産育児期間を経て地元の製造業に再就職。キントーンの導入に尽力。現在は、キントーンの導入による社内の業務改善・DX人材の育成支援を担当。
防災士。2024年7月kintone認定 アソシエイト取得。

目次